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ホルモンバランスを整えるヨガに挑戦

健康や美容のためには、食事、睡眠、適度な運動が大切だと言われています。しかし、実際にはそれらが十分にできていない方も多いのが現状です。特に運動は「気合い」が必要なため、なかなか習慣づけるのが難しいのが悩みの種です。

WHO(世界保健機関)は、全ての成人に1週間あたり150分以上の中等度の運動、または75分以上の高強度の運動を推奨しています。一般的に手軽なウォーキングがよく取り上げられますが、実はヨガやピラティスもこの基準に該当します。

そして、現代の大人女性にとって、ヨガやピラティスは非常におすすめの適度な運動習慣なのです。その理由を詳しく見ていきましょう。

運動効果

ヨガやピラティスには、有酸素運動としての脂肪燃焼効果があります。特にフロースタイルと呼ばれる一連のポーズを流れるように行うと、より有酸素運動としての効果が高まります。

また、これらの運動は外側の大きな筋肉(アウターマッスル)ではなく、内側にあるインナーマッスルを鍛えていきます。インナーマッスルは骨や関節の密着度が高いため、鍛えることで姿勢の改善やぽっこりお腹の解消、ヒップアップ、バストアップなどの効果が期待できます。さらに、身体が機能的になり関節の動きもスムーズになるため、怪我の予防や疲れにくくなるというメリットもあります。

大人女性の心身の不調に効果的

女性は30代以降、徐々に女性ホルモンが減少し始めます。それによって、老化だけでなく心身の様々な不調を感じやすくなります。さらに、ストレスによる自律神経のバランス乱れが、不調をさらに悪化させることも。

そこでヨガやピラティスの深い呼吸には、リラックス効果があり、ストレスで上がりすぎていた交感神経を下げることで自律神経のバランスを整えてくれます。それによりホルモンバランスも整いやすくなり、慢性的な頭痛やイライラ、生理不順、生理痛などの不調の改善につながります。

また、ヨガのストレッチ効果で筋肉がしなやかになり、血流が良くなるため、大人女性に多い冷えやむくみの解消にも効果的です。冷えに伴う生理痛の緩和にも期待できます。

始めやすく続けやすい

ヨガやピラティスは、運動が苦手な方や身体が硬い方でも安心して始められます。元々ヨガは瞑想や安座による修業法、ピラティスは怪我リハビリが目的で始められたものなので、レベルや目的に合わせた様々なレッスンがあるからです。

また、スタジオレッスンだけでなく、オンラインレッスンなどもあるため、天候に左右されず、自宅でも気軽に続けられます。忙しい方にも、スタジオレッスンは1時間程度、オンラインなら好きな時間に行えるので取り入れやすいでしょう。

適度な運動は心身の健康のために大切ですが、忙しい現代女性は後回しにしがちです。ヨガやピラティスは単に身体を動かすだけでなく、心のバランスも整えてくれます。続けることで大きな効果が期待できるので、ぜひ自分の時間を作って取り組んでみてください。

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